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そやねん 京都、行きましてん。 ~ 鞍馬寺 5 本殿金堂と金剛床 ~

さぁ、宇宙のパワーを授かりましょう!!

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本殿金堂は、鞍馬寺の中心をなす道場。
本尊は 「尊天」 であるとされ、堂内には、中央に 「毘沙門天」 、向かって右に 「千手観世音」 、左には 「護法魔王尊」 が安置されています。
これらの三身を一体として 「尊天」 と称し、「尊天」 とは 「すべての生命の生かし存在させる宇宙エネルギー」 で、森羅万象あらゆるものの根源、真理そのものであるそうな。
また、毘沙門天を 「光」 の象徴にして 「太陽の精霊」 とし、千手観世音を 「愛」 の象徴にして 「月輪の精霊」 ・ 魔王尊を 「力」 の象徴にして 「大地(地球)の霊王」 としているのだとか。
どこにでも存在する「尊天」のパワーが特に多い場所がここ鞍馬山であり、そのパワーに包まれるための道場が 「鞍馬寺」 であるとしています。
毘沙門天 ・ 千手観世音 ・ 護法魔王尊 はいずれも秘仏であり、60年に一度、丙寅の年のみ開帳されます。


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鞍馬寺は、大治元年(1126年)の火災をはじめとして、たびたび焼失しています。
江戸時代の文化9年(1812年)には、一山すべてが炎上する大火災があり、近代に入っても1945年(昭和20年)に本殿などが焼失しているそうな。
このため、堂宇はいずれも新しく、現在の本殿は1971(昭和46年)に再建されたコンクリート製。
参道を上って初めて本殿金堂を見た時、意外とモダンな印象を持ったのは、なるほどそういうわけだったんですね (^^;)


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本殿金堂前の広々とした前庭にある星曼荼羅を模した石畳は 『金剛床 (こんごうしょう)』 。
ここがまさに鞍馬のパワーの中心であります!!
鞍馬山の教えの理想 “内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものと一体化する” ということを表現しているそうな。
この中心に立てば、宇宙そのものである尊天と一体化して、そのエネルギーを感じ取ることが出来るとされています。
日曜日だったせいか絶えず人が入れかわり、順番待ちの行列が出来てましたよ~ (^^)


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金剛床の中心に立ち本殿金堂を背にすると、目の前に広がるのがこの景色。
『翔雲台』 は、平安京の擁護授福のため本尊が降臨した場所とされています。
板石は、本殿金堂の後方より出土した経塚の蓋石だそうです。


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さて、ここでまたひとつのギモンが・・・。
そもそも、鞍馬寺の開祖とされる 『鑑禎上人 (がんちょうしょうにん)』 が、霊夢のお告げにより毘沙門天を安置したのが宝亀元年(770年)。
『藤原伊勢人 (ふじわらの いせんど)』 が千手観世音菩薩を祀る伽藍を建てたのが、その約20年後の延歴年間。
『護法魔王尊』 サナート・クマラが金星より光臨したのが650万年前・・・。

つまり、“平安京794年~) の擁護授福のため 『翔雲台』 に本尊が降臨した” 時には、すでに本尊の三体は揃っていたはずです。
この “本尊” とは、一体何? そして、それはどんな姿で降臨されたのか??
謎ですね・・・ (u_u)
調べても出てこーへんねん、うう・・・ (T 。 T;)



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阿吽(あうん)の虎。
そう、狛犬(こまいぬ)ではなくて、狛 “虎” です!!
虎は、本尊の一尊でもある 毘沙門天 のお使いであるといわれる神獣で、鬼女に襲われた鑑禎上人を救った毘沙門天のご出現が、寅の月 ・ 寅の日 ・ 寅の刻であったことから、鞍馬山では特に大切にされているそうな。


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「阿」 は、口を開いた形で物事の始まりを、「吽」 は、口を閉じた形で物事の終わりを意味し、「阿吽」 で万物すべてを表すというのは、仁王像も狛犬も同じですね。
ちなみに、鞍馬寺の入口 「仁王門」 前にも阿吽の虎がいてはりますよ!!


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鞍馬寺は、京都 洛北に位置することから、京都の街中よりも遅く桜の見頃を迎えます。
ソメイヨシノと共にウコンサクラという品種も咲き、これは数百にも及ぶ桜の品種の中でも唯一、ウコンの色に似た黄色い花を咲かせるという珍しい桜なのだとか。
開花時期はソメイヨシノが4月上旬、ウコンサクラはそれより少し遅めの4月中旬だそうです。


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「これやこの 音にききつる 雲珠桜 鞍馬の山に 咲けるなるべし」
藤原定頼の和歌でも有名な鞍馬の桜は、「雲珠桜 (うずざくら)」 と呼ばれます。

ちなみに、「雲珠桜」 とは特定の品種をいうのではなく、鞍馬山に咲く桜の総称なのだそう。
境内に咲くさまざまな桜が、松 ・ 桧 ・ 杉などの常緑樹に混じって点々と彩る風景のことを指し、平安時代の馬の鞍飾りの 「雲珠模様 (うすもよう)」 に似ていることからこの名がついたということです。
ピンク一色の桜も美しいですが、「雲珠桜」 は、それとはまた違った独特の美しさで楽しませてくれますね (^^)


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さて、新緑の鞍馬 (桜色のオマケ付き) もそろそろ (ようやく? ^^;) 終わり。
参道の上りで予定外に時間を食ったので、ここから奥へ進むのはまた別の機会にしようということになりました。
“体力的な問題で” ではなく、あくまでも “時間的な理由で” であります /汗


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次回からは、次の目的地 『貴船』 へと参ります!!


つづく。
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by yosshy_z | 2016-05-24 21:11 | 京都ラプソディ