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mythology of zero. ~ 交通科学博物館 vol.4 ~

神話は0系から・・・。

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初代新幹線0系。
その団子っ鼻の愛嬌あるスタイルで親しまれた夢の超特急は、東京オリンピック開催に合わせた1964(昭和39)年10月1日に東海道新幹線としてデビューしました。
それまで6時間以上かかっていた東京―大阪間を、最高時速210キロ (開通当初は200キロ)、3時間10分 (開通当初は4時間) で結んだそうな。
でも、本当に驚くべきは、速さや運行時刻の正確さだけではなく、開業から2008年12月14日のさよなら運転に至るまでの間 「乗車中の旅客死亡事故ゼロ」 を続けたという安全性。
そしてそれは、0系引退後も後継の車両によって現在まで継続されています。
「最高速度」 で競われがちな高速鉄道の技術力ですが、本当に競うべきは 「安全運行システム」 でしょう。
日本の新幹線の “ゼロ神話” は、他のどの国にも真似できないその安全技術にあるんじゃないでしょうか (^^)


ちなみに・・・、
今日の写真は、言わずもがな ベストセラー小説 & ヒット映画の 『永遠の0』 がモチーフ (^0^;)\
作品に登場する零戦の正式名称は 『三菱 A6M 零式艦上戦闘機 (みつびし A6M れいしきかんじょうせんとうき ) 』 。
その空戦性能と長大な航続距離によって連合軍に零戦は 「無敵」 という神話をうえつけたそうな。
ただし、徹底した軽量化による機動性の向上を重視して開発されたため、防弾性能が犠牲にされており、同世代の米軍機に比べ被弾に弱かったといいます。

片や戦争兵器、片や戦後復興から高度成長へと至る工業技術の象徴・・・。
相反する技術が 『0』 という同じ型式というのは、なんとも皮肉な巡り合わせですね・・・。
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by yosshy_z | 2014-03-20 23:35 | miscellaneous notes